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電力会社の選び方はずばり料金!比較方法と支払いが楽になるテクニックを伝授

電力会社ってどう選んだらいいんだ?

初めての引っ越し、初めての一人暮らし。ライフラインの契約をするときに、こう思う人も多いはず。電力会社はびっくりするほど多いですし、事前知識が何もないと、選び方がわからないですよね。

基本的に電力会社は料金で選べばOK。どの会社を選んでも品質に大きく差は出ないので、一番安いところを選んで問題ありませんよ。

詳しい選び方をこの記事で解説していきます。

電力会社は料金で選ぶのがベター

さて、冒頭で申し上げた通り、電力会社は料金が安いところを選ぶのでOKです。というのも、詳しい説明は省きますが、基本的には電力会社から供給される電力は、どれも同じものなことがよくあります。

わかりやすく言えば、同じ商品をA社・B社・C社がパッケージを変えて販売しているようなイメージでとらえてください。つまり電気自体の品質はどこもあまり変わらないので、電力会社は料金で選んでよいのです。

まずは済んでいる地域の電力会社に絞ろう

とはいえ、料金で選ぶにしても、何百とある電力会社の料金をすべて並べるのは不可能ですよね。なのでまずは、住んでいる地域の電力会社に母数を絞りましょう。

「東京 電力会社」などと、住んでいる地域の名前を入れて検索すれば、いくつかに電力会社が絞られます。絞られた電力会社の料金を並べ、比較してみましょう。

“従量電灯B”の基本料金と電力量料金を確認しよう

「比較しましょう」といっても、電力会社にはいくつかのプランが用意されています。基本的に、一般家庭で使う電力プランは“従量電灯B”プランとなりますので、こちらのプランの電力料金を比較していきます。

電気料金は、およそ以下の3つで構成されています。

  1. 基本料金
  2. 電力量料金
  3. 燃料調整費

電気料金を見比べるときにチェックするべきは、基本料金と電力量料金です。

基本料金とは、電気の使用量にかかわらず毎月必ず発生する決まった料金のこと。電力量料金とは、電気の使用量に伴って増えていく金額のことを指します。基本料金は毎月固定の額ですが、電力量料金は毎月自分が使った電力量によって変動があります。

まずわかりやすく、東京電力エナジーパートナーとTERASELでんきで、各料金を見てみましょう。

基本料金は、同時に使えるアンペア数によって変動するのですが、説明が少し難しくなるので、今回は一人暮らしの方に向いている、30Aの基本料金で考えてみます。

東京電力エナジーパートナーTERASELでんき
基本料金935.25円900.93円
電力量料金 ~120kWh29.80円29.00円
電力量料金 121kWh~300kWh36.40円35.34円
電力量料金 301kWh~40.49円39.26円

こうして比較してみると、どの項目でも、TERASALでんきのほうが安いことがわかります。

ガスとのセット割がないかも要チェック

加えて、その電力会社で、電気だけでなくガスも申し込めないかも見てみてください。会社によっては、電気とガスの両方申し込めるようになっており、セットで契約すると“セット割”が適用されて、料金がオトクになるところもあります。

現在、電気もガスも、販売の自由化が進んでいます。そのためにさまざまな会社が電気もガスも取り扱えるようになってきているのです。

今例に挙げた東京電力エナジーパートナーも、電力会社でありながらもガスの販売もしています。セットで申し込んだ場合には、月々の電気料金から102円が割り引かれることに。

逆にガスの販売会社である東京ガスでも、電力自由化に伴って電気も取り扱うようになりました。そして東京ガスでは、電気とガスをセットで申し込んだ場合、毎月の電気料金とガス料金の合計から、0.5%分を割り引くことになっています。

その一方で、例に挙げたTERASELでんきでは、ガスの取り扱いがありません。つまりセット割はないということですね。

セット割を踏まえて、上記東京電力エナジーパートナーとTERASELでんきを「120kWh使った」と、より現実的に仮定して、両者の料金を比較してみましょう。

東京電力エナジーパートナーTERASELでんき
基本料金935.25円900.93円
電力量料金 ~120kWh29.80円29.00円
120kWh使った場合の金額3,576円3,480円
セット割-102円0円
電気料金合計4,409円4,381円

このように比較すると、セット割を込みにしても、この2社の場合はTERASELでんきのほうが安いことがわかりました。

電気とガスをセットにすると支払いもラクになる

最終的にトータルの金額を見て、安い方を選ぶのが一番ベストですが、“ガスと電気をセットにする”ことは、セット割に加えてもう一つ、支払いがラクになるというメリットがあります。

電気はA社、ガスはB社と分けて契約すると、毎月それぞれの支払期日に合わせて、それぞれの会社に料金を支払うことになります。が、ガスと電気を同じA社で申し込めば、支払いも毎月まとめてA社に払えばOK。料金支払いの手間がぐんと減りますね。

上記の場合、東京電力エナジーパートナーとTERASELでんきの1ヶ月の差額は20円ほど。この20円を許容できるのであれば、手間を減らしたい人は東京電力エナジーパートナーを選んでも良いと思います。

料金のほかにメリットとなり得る点も把握しておこう

その他、あまりこれらを選び方の基準にする必要はありませんが、セット割のように「料金の差が微量な場合に比較しておきたい」点も紹介しておきます。

基本は、セット割も込みの料金で電力会社を比較する。そのうえで安い方を選ぶのが一番ですが、上記東京電力エナジーパートナーのように、料金が安い以外の点で自分にとってメリットに感じる部分があれば、そちらを選んでも良いでしょう。

  • キャンペーンの有無
    キャッシュバックや○○ポイント付与などのキャンペーンを実施しているかどうか。より金銭面でのオトクさを重視する方はチェック
  • 支払い方法
  • カード払い・コンビニ振り込み・口座振替など、支払い方法は複数あるが、会社によっては方法を指定されているところも。自分に合った支払い方法を選べるかどうかもチェックしたい
  • 発電方法
    太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーを使った電気を供給しているところもある。環境への配慮を気にする方なら、要チェック

まとめ.電力会社の選び方は料金一択!そのうえでほかのメリットに目を通すのもあり

電力会社の選び方はずばり料金。料金の安さで選んで問題ありません。

その際は、基本料金と電力量料金のほか、電気とガスのセット申し込みで発生する“セット割”はないかということも検討しましょう。

そのうえでトータルで安いところを選べばOKですが、支払いの手間や支払い方法など、電力会社ごとの特徴もいくつか目を通しても良いでしょう。その中で自分にとってメリットと感じる部分があれば、その点を優先して選ぶのもありですね。

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