未分類

電気代を安くしたい!最安の電力会社・カンタン節約術をご紹介

「6月から電気代が値上げされて家計が圧迫される。どうにか電気代を安くしたいんだけど」

電気代を安くするとなると、一般的には使用量を抑える方向…つまり“節約”を考えがちですよね。
例えば、これからの時期ですとエアコンをなるべく使わない、など。

しかしエアコンは現代において生命維持装置と言われていて、電気使用量を抑えたいがために“使わない”となると、過言ではなく命にかかわってきます。

もちろん電気使用量の節約という観点からの工夫も必要ですが…

結論、電気代を安くする最もクリティカルな手段は「今より安い会社に乗り換える」です。

電気代を安くしたいならまず“電力会社の乗り換え”を

そう言われると「結局それなの?」と思った方も多いでしょうが、これには明確に理由があります。
まずはこちらをご覧ください。

電気代は、大枠としては基本料金×電気使用量という形で算出できる。電気使用量も、家電それぞれの合算値となる。基本となっている電気料金そのものが引き下がると一気に電気代が安くなる。

厳密には、この計算式で電気代のすべてを整理できているわけではありません。

ここでご理解いただきたいのは、節約術で使用量を抑えるより、根本的な電気料金を下げてしまった方が効率的であるということ。

図で示した通り、“節約”は個別の電気使用方法にアプローチするため、何か1つだけ工夫により使用量を抑えられたところでインパクトは小さなもの。一方、根本である電気料金の変動は、最終的に算出される電気代そのものに対してダイレクトに影響します。

すなわち、電気代を安くするには“今よりお得な電力会社に乗り換える”のが最適なのですね。

今もっとも安い電力会社は?

前提として、電力会社それぞれの月額料金はコロコロ変わります。

というのも、実際に請求されている電気料金というのは、使用量だけでなく“発電するために用いられているエネルギーの市場価格”などが複雑にかかわっており、ガソリン代のように上下するから。

そのため電力会社を見直す際は、その時点における最新の月額料金を各社個別に確認する必要があります。

でないと、「安くなると思って契約したら、むしろ負担が増してしまった」なんてことになりかねません。

では、現時点でもっとも安い電力会社はどこなのか?
料金表をご用意しましたので、確認してみてください。

電力会社名平均月額料金
ソフトバンクでんき7,005円
楽天でんき7,181円
TERASELでんき8,100円
idemitsuでんき8,133円
東京ガス8,172円
CDエナジーダイレクト8,252円
東京電力EP8,341円
ENEOSでんき8,349円
HTBエナジー8,617円
J:COMでんき8,785円

※世帯人数1名(ひとり暮らし)/1契約あたり/電気使用量約188.3kWh/関東エリアにおいて試算した料金です。実際の請求額とは異なりますのでご留意ください。(2024年6月時点)

ご覧の通り2026年6月現在もっとも安いのは、ソフトバンクでんきです。

もちろん、実際の請求額は電気使用量や最新の価格設定によって上下するため、こちらの表はあくまでも参考程度にご覧いただければと思います。

ただ、この表を見るだけで「電力会社を変えるだけで月1,500円ほど節約できる可能性がある」ということはご理解いただけるでしょう。

乗り換えと並行して“節約”すると効果的

繰り返しますが、電気代を安くする最適な手段は“電力会社の乗り換え”です。ここまで説明した通り、料金そのものを引き下げれば、電気の使い道すべてに対してコストダウンを引き起こせますので。

とはいえ、無駄な電気使用は控えるに越したことがありません。
つまり節約術も実践して損はないのですね。

というわけで、ここでは“ちょっと気を付けるだけで実践できるカンタンな節約術”をご紹介します。

節約術効果
待機電力をカット-510円/月
“使い終わったら電源OFF”を徹底-670円/月
“省エネ”な使い方を徹底-840円/月

節約術その1.待機電力をカット|-約510円/月

待機電力とは、要するに“架電を使っていないときに消費されている電力”のこと。

例えば、リモコン操作でいつでも起動させられるTV。
リモコンで操作できる=いつでも電波を受信する準備ができている、という意味であり、当然ながらTVは常にそのための電力を消費しています。

これが待機電力。
エアコンなどもそうですが、遠隔操作でオン・オフ切り替えができる家電製品は基本的に待機電力を消費していると言って良いです。

つまり“使っていない架電は電源コードを抜いておく”という対応を徹底するだけで、一定の電気代が節約できてしまうのですね。

資源エネルギー庁の統計調査によると、これによる節約効果はおよそ-510円/月程度。
もちろん世帯規模などによっても異なりますが、細かな工夫が意外と大きな効果をもたらす良い例ですね。

節約術その2.“使い終わったら電源OFF”を徹底|-約670円/月

“電源コードを抜く”が徹底できれば問題ありませんが、そうでなくとも“使っていないときは電源OFF”は心がけてみてください。

先に効果のほどをお伝えすると、-670円/月程度(参考:経済産業省 資源エネルギー庁『無理のない省エネ節約』)。

具体的には、見てないときのTV・使っていないときのPC。これらの電源を小まめに切っておけば、それだけで一定の節約効果があるのです。

節約術その3.“省エネ”な使い方を徹底|-約840円/月

最後に、“電力を使っているときの節約術”をご紹介。

具体的な対応は、以下3つ。すべて実践…するのは難しいでしょうが、気を付けるだけで-840円/月程度の節約が見込めますよ(参考:経済産業省 資源エネルギー庁『無理のない省エネ節約』)。

Point1.家電を小まめにお掃除

例えばTVやPCの画面を掃除して埃を払ったり、エアコンのフィルターを掃除したりといった対応です。

前提、汚れというのは家電製品のパフォーマンスを低下させます(画面が見辛くなる、空調の効きが悪くなるなど)。

そうなると、高いパフォーマンスを保つために無駄な電力消費が引き起こされてしまうのですね───モニターを過度に明るくしてしまったり、温度調整を必要以上に設定してしまったり。

そういった無駄遣いを防ぐために、意外なほど“掃除”は効果的なのです。

Point2.機器設定を最適化

PCやスマホが判りやすい例ですが、オプション設定を確認すると大抵の場合は「省エネモード」というのが用意されています。つまり、それをONにするのですね。

加えてモニターの明度・音量調整などをしておけば、少なからず消費電力を抑えて節約につなげることができます。

Point3.省エネ認定された家電製品を使う

皆さんは「国際エネルギースターロゴ」をご存じでしょうか?
省エネ製品を認証するロゴマークなのですが…

省エネモード自動切換え機能が搭載されていることを示す国際エネルギースターロゴ。これがついている架電は自動的に省エネモードに切り替わるので節約につながる。

このロゴが貼られている家電製品を使えば、それだけで省エネできるというわけです。

もちろん、金銭的な観点で言うと“節約のために買い替えるのは本末転倒”という考えもあります。
ですので、無理にこの節約術を実践する必要はありません。

ただ使っている機器を買い替えるタイミングが来たときは、ぜひこのマークの存在を思い出して、購入判断材料のひとつに加えてみてください。

まとめ.安い電力会社に乗り換えつつ節約術を取り入れよう

電気代の高騰は、家計を圧迫し続けています。少しでも安くしたいと考えるのは誰でも同じ。
かといって、無理な節約に傾倒すると健康被害すら懸念されてしまいます。

無理なく、少しでも効果的に電気代を安くするには?

結論、最適な手段は「今より安い電力会社への乗り換え」です。
ご注意いただきたいのは、電気料金は自制の影響を受けて上下するものですので、“今1番安いところが、来月もそうあり続けるとは限らない”ということ。

そのため、1度乗り換えたらもう大丈夫とは思わず、最安の電力会社はどこなのか?という情報は定期的にキャッチアップしておいてくださいね。

加えて今回ご紹介したカンタン節約術を生活に取り入れてもらえたら、数千円程度の電気代を安くできる可能性はあります。

無理なく、でもお得に。それが理想的な状態と捉えて、電力会社・使用状況を見直してみてください。

INEでんき
外部サービスの利用について 行動ターゲティング広告について 運営者情報